八重滝6番目の滝は 姫滝です。
うっそうとした木立の下の滑を走る水の流れが、お姫様の黒髪の様に柔らかなカーブを描いてくねっている様が姫滝と呼ばれる所以でしょうか?
滝と呼ぶにはあまりにもやさしく清らかな流れです。
つい先に待ち構えている、八汐滝と八塩滝、二つの大滝はさしずめ美しいお姫様をうかがう、源氏物語のなかの薫君と匂君かもしれません。
木立の簾の中であやしく横たわる姫滝を。あなたもうかがってみてはいかがでしょう。
日本名瀑100選にも選ばれた八重滝は、入間地区にあります。 宇野千代著 小説「八重山の雪」の舞台にもなりました。
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