5個目の滝は 姥滝です。
岸壁に囲まれた岩だらけの川床を音を立てて流れ落ちる滝は、荒々しく近寄りがたいものがあります。
昔は、滝口の滑らは人の歩く道になっていたようですが、 ある時、一人の姥が足を滑らせて落ちたことから姥滝・・と言われるようになったようです。
姥滝のかなしい物語は、今でも滝の姿をあなたの目から隠し通しています。
滝の全容は、向かいの山からでも無ければ見ることができません。
今は滝口にかかっている渡り橋を通りますが、 ごうごうと鳴り響く滝の音が足もとから湧きあがります。
姥の悲鳴と思ってはいけません、 何事においても慎重であることを教えています。
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