2009年3月19日木曜日

慎重に、姥滝/八重滝


5個目の滝は 姥滝です。

岸壁に囲まれた岩だらけの川床を音を立てて流れ落ちる滝は、荒々しく近寄りがたいものがあります。

昔は、滝口の滑らは人の歩く道になっていたようですが、 ある時、一人の姥が足を滑らせて落ちたことから姥滝・・と言われるようになったようです。


姥滝のかなしい物語は、今でも滝の姿をあなたの目から隠し通しています。

滝の全容は、向かいの山からでも無ければ見ることができません。


今は滝口にかかっている渡り橋を通りますが、 ごうごうと鳴り響く滝の音が足もとから湧きあがります。


姥の悲鳴と思ってはいけません、 何事においても慎重であることを教えています。


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