入間の中心地から、西に向って県道を走ると寺谷集落に入ります。
集落の名の由来でもありましょう、 入口に長栄寺が見えます。
江戸時代に石見の甚五郎と称された、清水 巌が小僧として勤めた、古刹です。
本堂には、清水巌の作による龍の欄間が掛かっています。
清水巌は、和尚に才を見出されて江戸にのぼり、後に猪の牙などを材料にした、石見根付けの元祖として名をなしました。
作品は海外に流れて、ほとんど見られませんが長栄寺には、小僧時代の作品が数点残っています。
住職に御願いすれば見せてもらえます。
日本名瀑100選にも選ばれた八重滝は、入間地区にあります。 宇野千代著 小説「八重山の雪」の舞台にもなりました。
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