2009年2月9日月曜日

歴史の流れの中で、


54号線を広島方面へ向って走ると、入間地区に入って最初の家並が見えます、
出來山集落です。

その昔、銅山があり、戸数数百軒を数えたと言い伝えがありますが、定かではありません。
それでも、数軒の農家の裏山には坑道の跡らしき10数個の間歩が見られます。
間歩の中に入ってみると、黄金色状の筋になった鉱脈と思えるものが見受けられます。

集落内の西蔵寺跡とされている平場は、飯南町の西蔵寺が移築されるまで建っていた所と聞いています。  集落の各所には、確かに鉱山の痕跡は残っています。

今は12戸になりましたが、数百軒の賑わいの空気がどこかに感じられる集落です。

歴史の流れの中で、集落の家々は静かな佇まいを見せています。

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