2009年2月11日水曜日

お宝の里


入間地区で最後に紹介するのは、八重滝自治会です。
近世まで製鉄場のあった八重滝は、峨峨とした山々に囲まれた谷間にあります。

限界集落と言う言葉が当てはまるのなら、八重滝自治会は、典型的な山村の限界集落と言えるでしょう?
集落戸数5戸、老人化率95%、独居高齢者家庭3戸、

だが、 雲南市のお宝を捜すのなら、八重滝集落にはたくさんのお宝があります。
入間コミュニティー協議会ブログの冒頭を飾る写真の大滝は、八重滝集落にあります。

国道54号線からほんの10数メートル入ったところから始まる八つの大滝群はその渓谷美と相まって、沢山のフアンが居ます。
集落奥の八重山神社は、牛馬の神様として遠くは石見地方からも信者のお参りがある、由緒ある神社です。

作家、宇野千代がこの八重滝を舞台にして書き下ろした「八重山の雪」は宇野千代自身も好きな作品の一つ、と言っていた素晴らしい小説です。
そのお宝は、後日に順次紹介いたします。


道路の草刈り、水路の整備などなど、いまだ限界の文字を感じさせないで5戸の集落は朝日に輝いていました。

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